[ジーザス恐怖のバイオ・モンスター]美麗なグラフィックのファミコンアドベンチャーの名作!
タイトル名 ジーザス

恐怖のバイオ・モンスター

メーカー キングレコード
発売日 1989年3月17日
ジャンル コマンド式アドベンチャー
おすすめ度 ★★★★☆ おすすめ!

ファミコンで発売された「ジーザス 恐怖のバイオ・モンスター」をご存じでしょうか?

ジーザスってなんだ?

このゲームは元々パソコンで1987年にエニックスより発売された「ジーザス」が移植されたものです。当時としては珍しく映画的なストーリーをベースに、美しいグラフィックで魅せるといった新しいスタイルのアドベンチャーゲームでした。なお音楽を担当したのはドラクエシリーズでおなじみの「すぎやまこういち」氏。

 

そんなPC作品が1989年にファミコンに移植されたわけですが、1989年当時といえば前年にドラクエ3が発売された時代。

RPG人気が加速して本作含めアドベンチャーゲームが陰に隠れてしまった感が否めず、本作を知らないというファミコン世代の方が多かったりする印象です。

ゲームシステム

ゲームはコマンド式のアドベンチャーゲームで、誤ったコマンドを選択してもゲームオーバーになることはない親切設計。

基本的にはコマンド総当たりでクリアが可能なので、謎解き・推理アドベンチャーが苦手な人でも抵抗なく遊べると思います。

アドベンチャーゲームの「移動」といえば、コマンドで選択して場面が勝手に切り替わるのが当たり前ですが、このジーザスでは一部主人公を実際に操作して移動するという場面があります。

登場人物

武麻速雄(むそう はやお) (男、日本、18才)

シューティングゲームにこるうち実際に撃墜してみたくなり、それだけの理由で銀河戦士養成学校に入る。
単純な理由ながら入学後は才能を発揮し、成績はトップクラス。(ただし科目によっては×××)。入学直後の一時期ミラコフが臨時講師として速雄を担当、その素質を買い「ころな」乗員に推薦した。ややそそっかしく、女の子には弱い。

エリーヌ・シュレマン (女、フランス、17才)

4才からピアノを習い、10才にして世界ジュニアピアノコンテスト優勝。一方音楽の諸理論を独学で考え出すなど数学の才能も示し、14才でソルボンヌ大学(2001年再設立)理学部数学科へ。
16才のときJESUSを見学、たまたま居合わせたベリーニと再会したのがきっかけで「コメット」に乗ることになる。数学とキーボードを離れれば、ごく普通の多感な少女。速雄のガールフレンド。

アンドレイ・ベリーニ (男、イタリア、29才)

フランスに留学し、コンピュータ理論を経て、情報工学に移る。
慎重な性格だが、一度決断したら行動は的確かつ迅速、留学中に天才小学生エリーヌと出会う機会があり、メンバーに推薦する

ウィルヘルム・ハイラー (男、ドイツ、33才) ※左

フンボルト大学で天体力学を学んだあと、SAL(宇宙航空)のパイロットとなる。彗星の尾に直接飛び込む危険な探査にすぐれた操縦テクニックが必要となり、ハイラーに白羽の矢が立つ。コメットのキャプテン。

イワン・ミラコフ (男、ソビエト、31才)※右

10代の頃、原発事故の残留放射能の影響で短命を覚悟し、なかばやけで銀河戦士を志願する。しかし、やけはやがていい意味の“居直り”に変わり、冷静で勇敢な性格となる。ころなキャプテン。

ガルシア・バルカス (男、ブラジル、24才)

星間物質学を学ぶためアメリカに留学したが、勉強を放り出してハンバーガー店でアルバイト。ハレー61計画の一般公募に応募してなぜか採用される。陽気な性格で誰にでも好かれるタイプ。

ロジャー・カーゾン (男、アメリカ、21才)

NASA基地のそばで育ち、小さなころから宇宙にあこがれる。
ハーバード大学で宇宙生物学を学びNASAへ就職、念願がかなって2号機「ころな」乗務を命じられる。希望に燃える熱血漢。

朱 芳花(しゅ ほうか) (女、中国、27才)

東洋医学と西洋医学の融合を目指し日本の医科大学に留学。
中国宇宙研究所専属医師を経て、ころなサブキャプテン。留学経験のため、日本には親近感を持つ。知性派の美人

ナハス・アリ (男、エジプト、48才)

ハーバード大学を主席で卒業、国連宇宙局勤務を経てジーザス司令官に就任。
局地紛争の解決に尽力し、平和運動家としても世界的に知られている。温厚な性格と的確な指導力で部下の信頼も厚い。

フォジー (ロボット、日本製)

エリーヌのマスコットロボットであるが、高性能の電子頭脳が搭載してあるため高度情報処理などもこなすことができる。
普段は臆病だが、いざとなると男の子(??)らしいところを見せる。

ストーリー

2061年、人類の科学は再び地球に接近しつつあるハレー彗星に有人探査機を飛ばすところまで進歩していた。

世界8か国から選ばれた乗員たちは2機の探査機「コメット」と「ころな」に分乗し、スカイラブ「ジーザス」から飛び立った。

探査課題の一つはハレーの尾のガスを採取すること、それは宇宙、天文の分野だけでなく「地球の生命は、彗星からもたらされたのかも知れない」という生物学の謎を解くことでもあった。しかし、ハレーのガスを採取した直後1号機「コメット」からの通信がとだえたのだ。

「コメット」に何が起こったのか?

※説明書より引用

謎のモンスターにより仲間が次々にやられていく

突如現れた謎のモンスター出現により、主人公以外の仲間が次々と殺害されていきます。

ゲームタイトルの恐怖のバイオ・モンスターとは、まさにこのモンスターの事を指します。

最終的にはこのモンスターの弱点を探り、倒すことが目的となります。

超難関のラストシーン

実はこのモンスターは特定のメロディーが弱点だったりしまして、ゲーム中に流れる特定のBGM8音をラストに入力する必要があります。

ある程度音楽の音階に素養がある方であれば良いのですが、全く音階に理解がないと肝心のラストでOUTです。

基本的にはゲームオーバーが無いゲームで親切設計ながら、ラストに強烈な問題を放り込んできます。

エンディング

ラストは生存した主人公とエリーヌだけが残りなんだかさみしいエンディングとなります。

とりあえずは平和に終わったけども・・・という続編に続く風な終わり方でゲームは幕を閉じます。

ジーザスのおすすめポイント

きゅうぞう
ファミコン「ジーザス」のおすすめポイントを3点お伝えいたします!

グラフィックが美しい

このゲームの特徴といえば、ファミコンではありえないと思うほどの美麗なグラフィックが挙げられます。またこのグラフィックは基本的には静止画ではあるのですが、口が動いたり瞬きをしたり、レーザー銃からレーザーが発射されたりとある程度グラフィックが動くというのもポイントです。

 

悪魔の招待状(ケムコ)

同時期に発売されたアドベンチャーゲームのゲーム画面とグラフィックを比較すると一目瞭然だと思います。

 

BGMが秀逸

ファミコン「ジーザス」のBGMを担当しているのは、ドラクエシリーズのBGMを担当されている「すぎやまこういち」さんです。

BGMでゲーム中の緩急のつけ方が見事の一言で、映画を観させられているかのような盛り上げ方をしてくれます。

▼攻略動画をアップしておりますので、よろしれけばこちらでご確認ください

ストーリーがおもしろい

ストーリーは宇宙船内で起きる謎のモンスターとの戦いを描いたものですが、各登場人物の人間臭さが色濃く表現されていたり、笑ったり泣けるようなシーンが数多く用意されています。単なるバトルストーリーというわけではなく、ひとつの映画作品を見ているかのような錯覚を覚えます。

淡々とストーリーが展開していくわけではなく、モンスターの正体や弱点は何か?を突き詰めていくような冷や汗をかいたりするシーンもあったりと休む暇がありません。

ファミコンのアドベンチャーゲームと言えば、エニックスのポートピア連続殺人事件を代表に、謎解き・推理系がほとんどですが、「ジーザス」のような映画作品を思わせるアドベンチャーゲームは新鮮な気分で遊べることでしょう。

 

まとめ

ファミコンのジーザスは中古市場でも比較的安く入手することが可能です。

参考価格

ファミコン裸カセット:500円前後
ファミコン箱説付き:1500円前後
遊びたいけどファミコン本体が無いよ!という方はレトロフリークをご購入されることをおすすめします。
レトロフリークはファミコンゲームをインストールできますので、インストール後はカセットを差し込むことなく遊ぶことができます。
また初期型ファミコンは映像・音声出力がRFケーブルでアンテナ接続だけだったりするのですが、レトロフリークはHDMI接続が可能できれいな映像で遊ぶことが可能です。

きゅうぞう
最後までご覧いただきありがとうございました!

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