【正直レビュー】ファミコンゲームエンディング集を読んでみた感想

ファミコン世代にはたまらない面白い本が発売されました。

 

タイトル名 ネタバレ上等 ファミコンゲームエンディング集
発行・発売 マイウェイ出版
発行日 2021年7月10日
価格 1540円
内容 ファミコンゲームのエンディングを写真と文字でまとめたムック

 

この記事でわかること
・どんな内容の本なのか?
・どんなゲームが掲載されているのか?
・ぶっちゃけ買いなのか?

ファミコンゲームエンディング集を読んでみた

ファミコンの色々なゲームを遊び、エンディングを見てきた私としてもこの本は買ってよかったと思っています。

なぜ買ってよかったのかを含め内容をご紹介していきます。

どんな内容の本なのか

ファミコン世代の多くの方が感じていらっしゃると思いますが、ファミコンゲームは難易度がとても高いものばかりでした。

そのためアドベンチャーやRPG以外のゲームは簡単にクリアできるものでもなく、クリアしないで終わるというのが当たり前でした。

YouTubeをはじめとする動画メディアが流行ったことで、懐かしのファミコンゲームのエンディング見たさで検索された人も少なくないのではないでしょうか。

本書はそんな欲求を満たすため、サクっと数多くのファミコンゲームのエンディングが見られるというお得な内容となっています。

本の構成イメージ

 

1ページに1ゲームずつ掲載されていて、エンディングに関係するゲーム画像が3枚と、簡単な300文字程度の説明文というシンプルな構成になっています。

文字量が少なく著者の感情が入っていませんので、やや情報密度としては弱い感は否めませんがサクっと読めるという点ではとても良いです。

掲載ゲームはROMカセットだけではなく、DISK作品もいくつか入っております。

またメジャータイトルだけではなくマイナータイトルも含まれており、新たな発見もできることでしょう。

 

本のサイズ B5
ページ数 127ページ
カラー 全ページカラー

どんなゲームが掲載されているのか

掲載されているゲームは表紙に薄く描かれておりますが、全部で121タイトル。

初期作品(1985~1986)から後期作品(1994)までバランスよく掲載されています。

1985年~1986年のタイトル  1988年~1989年のタイトル
・チャンピオンシップロードランナー

・けっきょく南極大冒険

・ジッピーレース

・ドルアーガの塔

・スーパーマリオブラザーズ

・チャレンジャー

・パックランド

・ポートピア連続殺人事件

・カラテカ

・スターラスター

・スペランカー

・頭脳戦艦ガル

・ボンバーマン

・ソンソン

・ゼルダの伝説

・グーニーズ

・忍者ハットリくん

・ハイドライドスペシャル

・謎の村雨城

・アトランチスの謎

・影の伝説

・マイティボンジャック

・グラディウス

・ドラゴンクエスト

・魔界村

・スーパーチャイニーズ

・ソロモンの鍵

・ワルキューレの伝説

・メトロイド

・北斗の拳

・高橋名人の冒険島

・キングスナイト

・悪魔城ドラキュラ

・ミシシッピー殺人事件

・スーパースターフォース

・デッドゾーン

・アイギーナの予言

・トランスフォーマーコンボイの謎

・ディーヴァ

・たけしの挑戦状

・水晶の龍

・魔鐘

・キングコング2 怒りのメガトンパンチ

・光神話パルテナの鏡

・ディープダンジョン 魔洞戦記

 

 

・殺意の階層

・ドラゴンクエストⅢ

・アスピック

・ゴルゴ13 第一章神々の黄昏

・ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者

・キャプテン翼

・サラダの国のトマト姫

・聖闘士星矢 黄金伝説完結編

・リサの妖精伝説伝説

・イース

・えりかとさとるの夢冒険

・東方見文録

・ディジャヴ

・ファイナルファンタージーⅡ

・銀河英雄伝説

・西村京太郎ミステリー ブルートレイン殺人事件

・京都花の密室殺人事件

・ファミコンジャンプ英雄伝説

・ハイドライド3

・暗黒神話ヤマトタケル伝説

・ファミコン探偵倶楽部PARTⅡ うしろに立つ少女

・MOTHER

・悪魔の招待状

・遊遊記

・田代まさしのプリンセスがいっぱい

・スクウェアのトムソーヤ

・スウィートホーム

 

 

 

1987年のタイトル 1990年~1994年のタイトル
・火の鳥

・ドラゴンバスター

・リンクの冒険

・ドラゴンクエストⅡ

・エスパードリーム

・さんまの名探偵

・レリクス暗黒要塞

・魔界島

・探偵神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件

・キン肉マン キン肉星王位争奪戦

・聖剣サイコカリバー

・ヘラクレスの栄光

・オホーツクに消ゆ

・未来神話ジャーヴァス

・月風魔伝

・ドラゴンスレイヤーⅣ

・クレオパトラの魔宝

・新鬼ヶ島

・女神転生

・バイオ戦士DAN

・沙羅曼蛇

・ウルティマ 恐怖のエクソダス

・覇邪の封印

・ファザナドゥ

・中山美穂のトキメキハイスクール

・銀河の三人

・ファイナルファンタジー

・ドラゴンクエストⅣ

・サンサーラ・ナーガ

・魍魎戦記MADARA

・女神転生Ⅱ

・ファイナルファンタージーⅢ

・イースⅡ

・キャプテン翼Ⅱ

・ゴルゴ13 第二章イカロスの謎

・ドラえもん ギガゾンビの逆襲

・神宮寺三郎 時の過ぎゆくままに・・・

・暴れん坊天狗

・赤川次郎の幽霊列車

・ふしぎの海のナディア

・ラグランジュポイント

・メタルマックス

・タイムツイスト 歴史のかたすみで・・・

・メタルスレイダーグローリー

・ファミコンジャンプⅡ 最強の7人

・エスパードリーム2

・高橋名人の冒険島Ⅳ

最後に掲載されているゲームというのが、ファミコンで最後に発売されたゲーム「高橋名人の冒険島Ⅳ」というのがさすがだと思いました。

この本がおすすめな人、そうでない人

ファミコンのエンディングがサクっと見られるという点で、個人的にかなりの良著だと思います。

しかし読んでいて感じたのが少々人を選ぶ本なのかなと思い、おすすめできる人とおすすめできない人とでまとめてみました。

 

おすすめな人
・ファミコン世代
・あるファミコンゲームを知っている
・ネタバレに許容がある
おすすめできない人
・ファミコンをあまりやったことがない
・ファミコンマニア
・ネタバレに許容がない
まず前提としていきなりエンディング画面がドンと掲載されていますので、ある程度そのファミコンゲームを遊んできた若しくは知っている程度の人じゃないと楽しめません。
またファミコンは約1000タイトルが発売されている中、抜粋して約100タイトルしか掲載されておりませんので、情報量とネタバレに許容がある易しい人でもない限りは読まない方が良いと思います。

結論「買い」

見たことがなかったエンディング画面だったり、忘れていたエンディング画面をサクっと見ることができるという事で個人的に「買い」だと思いました。

網羅性という点では少々弱いのですが、これまでにこのようなコンセプトの本は発売されていなかったので、新鮮な気持ちで読むことができました。

この本の続編を期待したいところですね。

 

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